【週末おでかけ情報】交通安全・無病息災を祈って!茅の輪くぐりに行ってみよう!
みなさん、こんにちは!
今週末笠間で行われるイベントなどをご紹介する、週末おでかけ情報です!
交通安全・無病息災を祈って!茅の輪くぐりに行ってみよう!
茅の輪くぐりとは?
茅の輪くぐりは、正月から半年間の穢れをはらい、残る半年の無病息災を願う行事で、茅の輪とは「茅(ちがや」」を縒り合せて作った輪のことです。
茅の輪くぐりの由来は、神話の時代まで遡ります。
ヤマタノオロチを倒したスサノオオノミコトが南海へ旅をしている途中で土民の蘇民将来(そみんしょうらい)と巨旦将来(こたんしょうらい)という兄弟に泊めてほしいと頼んだところ、弟の巨旦将来は裕福であるにもかかわらずそれを拒み、兄の蘇民将来は貧しいながらもスサノオノミコトを手厚くもてなしました。その数年後スサノオノミコトは再び蘇民将来のもとを訪れ、「もし悪い病気が流行ることがあった時には、茅で輪を作り腰につければ病気にかからないであろう」と言い残しました。そして実際に疫病が流行した際に、巨旦将来は病に倒れましたが蘇民将来とその家族は茅の輪のおかげで助かったということです。
昔は梅雨から夏にかけて疫病が流行っていたことから、家族の健康を守りたいという願いがこのような信仰を生み出したのですね。
車の茅の輪くぐり!?
さて、現代では昔とは違って医療の発展により疫病などはぐっと減りましたが、車社会の進展に伴って増えたのが交通事故。
疫病と同じかそれ以上に人の命を前触れもなく奪い去ります。
車の茅の輪くぐりでは、車やドライバーが知らず知らずのうちに犯した罪や穢れを払い、交通安全と事故防止を祈願します。
26日日曜日には、稲荷神社外苑駐車場に自家用車のみならず大型バスや工事車両などが集合し茅の輪を8の字を描くように、左、右、左の順序で3回くぐります。
また、ハーレーダビットソン同乗体験やJAFシートベルト衝撃体験も行われるそうです。
神事で身を清めながら、交通安全について改めて考えるいい機会です。ぜひ参加してみてください!
「車の茅の輪くぐり」
日時/6月26日(日曜日) 10:00~15:00
場所/稲荷神社外苑駐車場 (笠間日動美術館隣)
30日には夏越の大祓も!
30日木曜日には笠間稲荷神社の境内にて人間サイズ(?)の茅の輪くぐりも行われます。
この神事は飛鳥時代の大宝律令(701)によって国家的規模の行事として位置づけられており、参拝者は紙で出来た人形(ひとがた)に、氏名、年齢、生年月日を書き込み、その人形で身体を撫で、息を三回ふきかけ人々の身代わりとして罪けがれを移し、境内に設けられた「茅の輪」をくぐり、祓い清めます。身代わりの人形は後に大海へ祓いさられるということです。
「夏越の大祓(茅の輪くぐり)」
日時/6月30日(木曜日) 16:30~
場所/笠間稲荷神社境内
神事の詳細は、笠間稲荷神社ホームページにてご確認ください!
それでは、みなさんが健康で充実した週末を過ごせることをお祈りしています!