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笠間で商店街の魅力を再発見!笠間駅前通りフェスが開催されました

去る6月4日・5日、笠間では3つの商店街イベントが開催されました。

笠間駅前通りフェス!

全体図はこんな感じです。

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JR笠間駅から、笠間稲荷神社までの通りに沿って、ずらりと路上マーケットが立ち並び商店街が大勢の人で賑わいました!

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さて、それではそれぞれのイベントについてご紹介したいと思います。

第4回 荒⇔街⇔門

コンセプト:通りを繋ぐ、街を繋ぐ、人を繋ぐ

 荒街門が開催された「笠間稲荷門前通り」は、その名の通り笠間稲荷神社のお膝元。古くから稲荷神社の門前町として栄えました。笠間稲荷門前通りでは、初詣などの参拝シーズン以外にも皆さんに喜んでいただこうと年間を通して様々な催しをしています。

その一つが荒⇔街⇔門です。 

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交差点を中心にフリーマーケットやフードマーケットなどが立ち並びます。

また門前通りといえばお蕎麦屋さんでも有名。

お買物と一緒に各店自慢の美味しい常陸秋蕎麦や、笠間のご当地グルメ「笠間いなり寿司」も堪能できます。

第5回 行幸町わくわくフェスタ

コンセプト:商店街店舗によるワークショップ、こだわりの路上マーケット

行幸町わくわくフェスタは、地元の商店がそれぞれの特徴を生かしたワークショップなどで、お客様をおもてなしします。

いつもの商店街で、商品を買うだけでなく自分好みの作品を作ることができるなんて、おもしろいですね!

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 さらに、行幸町では6/1~6/5までに商店街の協賛店を利用したお客様に「わくわくチケット」を発行。わくわくフェスタ当日に50円券として利用できるキャンペーンを行いました。

本当にに来る人をわくわくさせてくれる、楽しいイベントでした!

第13回 道の市(笠間ハンドメイドフェアin弁天町)

コンセプト:「道」が交通の場から交流の場へ

3つのイベントの中では最も古く、最も規模の大きなイベント。

その出展数はなんと91店舗!笠間だけにとどまらず、全国各地から様々なジャンルのハンドメイド作家が集います。

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道の市のために用意された作品は、どれも作家さんの高い技術と独創性でオンリーワンの輝きを放っています。さらに値段も道の市特別価格ということでとってもお得!

こちらもワークショップが充実しており、自作ならびにオーダーメイドの作品を気軽にゲットできるのが嬉しいです。これを機にハンドメイドの魅力にハマってしまうかも!

もう一つの目玉「人車復活プロジェクト」

ハンドメイド作品以外にも道の市には見どころが盛りだくさん。

その一つが「人車復活プロジェクト」です。

この駅前通りフェスが行われた笠間駅から笠間稲荷神社までの通りでは、かつて笠間人車軌道という手押しのトロッコ車両が通っていました。道の市実行委員会では人車を現代に甦らせ街のシンボルにしようというプロジェクトを推進しています。

笠間ファン倶楽部通信でも2016春号で笠間人車軌道についての特集を組み、みなさんにご紹介しました。

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以下がその記事の内容です。

  今から100年も前の大正4(1915)年から昭和5(1930)年にかけて、笠間駅から荒町角までの1.4km 区間を走るトロッコがありました。その小さな車体を動かすのは他でもない車夫たちの力で、人車軌道と呼ばれるその鉄道は当時、全国各地で活躍していました。緑色をした車体の内部には両脇に座席があり向かい合う形になっていましたが、笠間稲荷神社への参拝客で満員になる時もしばしば。時には立つ人もいて20人くらいは乗れたそうです。また当時この区間の両脇には桜の木が植えられていて、乗客も車夫も四季折々の風景を愛でつつ、のんびりと移動を楽しみました。晩年はガソリン機関車も導入されましたが、同時に乗合自動車も普及したため需要も減少。惜しまれつつも廃線となりました。
 平成26(2014)年、「今や忘れ去られようとしているこの人車軌道を街のシンボルに」と願う道の市実行委員会によって手作りで復元されました。 

笠間ファン倶楽部通信 2016春号VOL.046
「笠間人車軌道~有志の力で、いま再び街を駆け抜ける~」より抜粋

 笠間人車軌道が敷かれてから今年で101年になるんですね。

今年の道の市でも、大正時代の車体を再現した人車が有志の手によって懐かしの道を走っていました。人車サポーターに登録すればなんと人車に乗るだけでなく、押して動かすこともできるそうです。

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この笠間人車軌道は毎年10月に行われる「笠間浪漫」など市内の各種イベントにもたびたび出現しているとか。お目にかかれた際にはぜひ体験してみて下さいね!